世界のかもしか雑記帳

◆ 004 ◆ セーム革


 「セーム革」って、どこかできっと聞いたことありますよね。高級な手袋とかにも使われてるし。最近では鹿の皮を油なめしして、スエード状に仕上げた、柔らかで手ざわりのいい革のことを称します。
 でも「セーム」って本来なんだかご存じでしょうか?
英語で書くとセーム革は「Chamois Leather」、我らがカモシカのシャモアの革なんですね。 シャモアのドイツ語読みである、「Gemse」から「セーム」と呼ばれてきました。つまり元々はカモシカの皮をなめしたものを指したのです。
 油なめしとは動物の油脂で皮をなめす方法で、吸水性に優れ、柔らかくてしなやかで、洗濯もできるのが特徴。用途は衣料をはじめ実にはば広く活用される革です。大事な物を磨くときは大抵はセーム革を用います。こんなに身近にカモシカがいたのよー。
 でも、最近じゃシカの他に羊や山羊の皮を油なめししたものまでも一般的にセーム革って言ってるし、「人工セーム革」なるものも登場しています。シャモアが希少動物になってきてむやみに皮をとることができなくなったという背景があるからです。


 セーム革の使い道

 手袋 帽子 衣料 
 車のガラス面や塗装面を拭く
 車のホイルを磨く
 ガソリンこし
 時計や貴金属を磨く
 (真珠も磨くのにも使う!)
 カメラの本体、レンズを磨く
 楽器を磨く
 楽器の一部に使う(チェロ弓等)
 スピーカーのエッジ(コーン紙の
 外周部分)に貼ると音質向上!
 高級革靴を磨く
 高級塗装の家具を磨く
 大事な物はセーム革で磨こう!


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