| ◆ きょんキョン!(カモシカじゃないけどカモシカNEWSに登場さ!) |
2002.4.24 日本カモシカセンターにて飼育スタッフYj
様 撮影
ありがとうございました!
|
三重県御在所岳山上の日本カモシカセンターに、3月11日、阪神甲子園パークから
「キョン」のオス(手前)メス(奥)二頭がやってきました。・・・カワイイっ。
キョンは、とても古い時代からいる原始的な小さなシカの仲間で、 中国〜東南アジアに分布しています。この写真のキョンさんたちの元の故郷は台湾なのだそうです。
ちょっと「キョン」について調べてみました。 |
キョン 学名:muntjac 偶蹄目シカ科キョン属
シナキョン(M.reevesi)は、中国南部、東は福建省から西は四川省、台湾などの標高2500mの高地に生息します。
頭胴長:80〜87cm、肩高:30〜45cm、角の長さ:20cm以下
オスにだけ短くて基部で枝分かれした角があります。角座(角の根元の毛に覆われた部分)が非常に長いのが特徴。オスの上犬歯は大きくてキバ状。
両目の下に腺の開口部があり、これが一見目のようにみえることから「ヨツメジカ」ともいわれます。被毛は短く、背に黄灰色の不明瞭な斑点がわずかにみられます。
食物は樹葉・木の芽など。
単独または夫婦で行動し、11月に交尾、翌春1子を産みます。
インドキョン(M.muntjac)は近縁種でインド〜ボルネオ島に分布しますが、
シナキョンよりも大型で「ホエジカ」ともよばれています。 |
・・・最初「カモセンにキョンが来る!」と聞いて「ナニ?ウシ科カモシカの聖地に
シカ科が殴り込みをかけてくるのかっ?!」と、思ったりもしましたが(バカ)、
こうしてみると、キョンはカモシカたちとかなり似た時代・環境で生きてきた動物なのですね。カモシカと特徴が似てるところ、似てないととろを比較しながら観察すると、とても面白いと思います。 |
(ちょっと、ひとこと・・)
このキョンさんたちがいた「阪神甲子園パーク」は、1950年に動物園もある遊園地として、阪神甲子園球場に近接して開業されたのですが、震災の後遺症や、大阪にできたユニバーサルスタジオジャパンの競合などでお客さんが減少し、閉園されることになりました。最近、同じ兵庫県の「宝塚ファミリーランド」が閉園を決定したばかりで、古くからの小さな動物園がどんどん消えていく状況が悲しくてたまりません。
閉園するといっても動物たちの移転先を探すのは大変難しいようです。なんとかすべての飼育動物が幸せに暮らせる場所が見つかるよう、祈るばかりです・・。
(それと、もうひとこと・・)
かなり古すぎてだ〜れも知らないかもしれませんが・・。
山上たつひこの漫画「がきデカ」のギャグで「八丈島のキョン!」てのがありますが、
キョンは八丈島で自然に生息しているものではないですよ。
八丈島で元から生息する哺乳動物はコウモリ類しかいません。キョンは八丈島植物公園の中で飼育動物として飼われているのですよん。・・念のため・・!
|